【固定概念、固定観念】。知らないうちに間違った日本語を使っているかも・・・?

 

 

どうも。なのなのだです。

 

今回は間違った日本語についての記事です。

 

その日本語、間違って使っているかもしれませんよ!

 

 

【間違った日本語】 

 

 

:固定概念】

:固定観念】

 

「固定概念」という言葉自体が、「固定観念」の誤用によって広まった言葉だと言われています。

 

「概念」と「観念」の意味を簡単に説明すると、

 

「概念」:客観的な共通認識、意味づけ。

「観念」:主観的な印象・思考。

 

ということです。

 

【固定観念】の意味

 

「固定観念」とは「個人で固定化された主観的な考え」という意味になります。

 

例えば、

 

  • ゲームをしないなどありえない。
  • 冷たい飲み物などありえない。
  • 国語は楽しい。それ以外は楽しくない。

 

など、世間一般の意見ではなく個人の主観的な意見ということです。

 

【固定概念】について

「概念」とは、「客観的な共通認識・意味づけ」という意味です。

 

この共通認識という部分を説明すると、

 

  • テニスはラケットでボールを打つスポーツ。
  • 携帯電話は電話ができる物。
  • イタリアンはイタリア料理。

 

のような、「世間的に共通認識されている事実」ということです。

 

概念というものは「共通認識されている事実」なので、元から固定されています。

 

つまり、【固定概念】という言葉は【筋肉痛が痛い】という重複表現のような意味になります。

 

【まとめ】

 

以上、「固定概念」と「固定観念」についての記事でした。

 

現在、日本語には間違った意味で使われているものがたくさんあります。

 

僕も知らないうちに間違った日本語を使っているかもしれません。

 

みなさんも、日本語の誤用には気を付けましょう!

 

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